冬の休日にほっとする一杯「チャイ」を飲もう!

Pixabay より引用

気づけばもう12月もあとわずか、「今年ももう少しで終わりか~」と休日の朝、暖かい布団の中で思い耽る中、さすがにもう起きなければと思うもののやはり寒い、もう少しこのまま・・・ともいかず、仕方なく起き上がる、「こんな時、暖かい飲み物でもあれば・・・」
そんなことを考えたことが貴方にオススメしたいのが「チャイ」です。
「チャイ【Chai】」とは茶を意味する言葉で、特にインドの方で紅茶をこう呼びます、英国式に、ティーポットを使った飲み方と違い、やかんや鍋などで茶葉と少量の水で煮出した紅茶に大量のミルクをいれ更に煮出し、最後に砂糖を多めに入れた、甘いミルクティーです。
また他にも煮出す際に好みの香辛料を入れた「マサーラチャイ」などもあります
このチャイで大事なのはまず茶葉の質です「そりゃあ質の良い茶葉を選ぶんでしょ?」普通はそう考えます、でもこの「チャイ」は実は質の悪いものを使うのが本場流なのです、というのもその昔インドで取れた質の良い茶葉は英国などのヨーロッパに輸出してしまい、残った質の良くない茶葉を美味しくのむ為の物が「チャイ」なんです。
さて、ここまで読んでくれた貴方、もう貴方は「チャイ」に興味がわき始めたはずです。
そんな貴方に簡単な「チャイ」の作り方を紹介します
「チャイ」 2杯分の作り方
1. まず茶葉、これはミルクティーに適した茶葉(アッサムなど)なら安いもので十分です、ティーパックのタイプを使っても大丈夫です。
2. 2杯分作る場合、ティースプーン1判杯から2杯ぐらい (パックの場合は2つ使うといいでしょう) それと自分の好きなティーカップで水を約1杯分量り片手鍋にいれて、加熱開始(水から煮出すのがポイントです!)
3. 沸騰してきたら火を弱め、そのまま2~3分しっかり煮出します
4. 茶葉を煮出したらそこに今度はカップでミルクを約2杯分と、砂糖を大匙1杯半~2杯(砂糖を大目にいれるのがインド流)いれます
5. ゆっくり混ぜながら、沸騰直前に火を止め、出来上がりです。茶漉しでこしてお飲みください
ミルクは牛乳だけでもいいですが、生クリームを少し加えても美味しいです、砂糖もきび砂糖や黒糖など使っても美味しいですよ、またインドではポピュラーなアレンジとして茶葉を煮出す時に、唐辛子やしょうが、シナモンをごく少量入れたりもします、これもまた違った味わいが出て、とてもおいしく頂くことができます。 
さてさて、この出来上がった「チャイ」、砂糖の分量を見てもらえば分るかもしれませんがすごく甘いです、これは日本人が緑茶を水分としてみているのに対して、インドの人達は「チャイ」を一つのお菓子を食べるような感覚で飲まれていることかららしいですね。
 といっても別にこの「チャイ」がお菓子とあわないとかそういうことはありません、それでも砂糖が少し多いなと感じたなら、そこは減らしてもらって、自分の好きなお菓子と合わせて食べてもらっても大丈夫です、「チャイ」は堅苦しい作法はなく、みんなで楽しく飲むものなおですから
「チャイ」はインドの家庭で飲まれるものなので各家庭の味があります、貴方も自分のオリジナル香辛料ブレンドの「チャイ」を作ってみてはいかがでしょうか
冬の寒い朝、香辛料が入った甘~い紅茶「チャイ」恋人と一緒に、家族団らんのとき、勿論1人でも、心も体も暖めてもらえるはずです。

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